高脂血症 脳梗塞 関係

高脂血症と脳梗塞の関係

高脂血症の改善で、脳血栓が絶対に発症しないようにできるわけではありませんが、なる危険性を少なくすることができます。

 

心筋梗塞や脳梗塞など動脈硬化によって引き起こされる病気には脂質異常症の他に、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満、動脈硬化になりやすい体質、年齢など多くの要因が関係しています。

 

これらの中には、体質や年齢のように、変えることのできないものもありますし、まだ見つかっていない原因もあると考えられています。

 

このため、脂質異常症だけを治療しても、心筋梗塞や脳梗塞に全くならないようにすることはできませんが、脂質異常症を治療すれば、こうした病気になる危険性を3割くらいは減らせることが分かっています。同時に、他の要因もなくすように努めれば、危険性はもっと小さくなります。


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動脈硬化には非常に多くの要因が関係していることが知られており、こうした要因を「動脈硬化の危険因子」と言います。「動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2012年版)」では心筋梗塞や狭心症の重要な危険因子として冠動脈疾患、糖尿病・耐糖能異常、脂質異常症(高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症)、高血圧、慢性腎臓病(CKD)、喫煙、非心原性脳梗塞・末梢動脈疾患、年齢・性別、冠動脈疾患の家族歴を挙げています。

 

また肥満、とくに腹部の肥満は、生活習慣病を合併しやすいことに加えて、それ自体が動脈硬化の危険因子のひとつになることから、近年、重要視されています。

 

これらの危険因子は、その数が増えるほど、動脈硬化による病気を引き起こす危険性も高まることが分かっています。


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